インスタント沼
2010年01月16日非科学的なことは一切信じない、雑誌編集者の沈丁花ハナメは、担当する雑誌が廃刊になって会社を辞することになり、母親の翠は何を考えたかカッパを探して池に落ち昏睡状態になるなど、泥沼の渦中にあった。同じ池から発見された母が投函した古い一通の手紙から自分の出生の秘密を知ってしまったハナメは、行方知れずだという実の父かもしれない男・沈丁花ノブロウの居場所を探し、訪ねてゆくことにする。ノブロウは怪しげな骨董店「電球商会」を営んでおり、店にタムロするパンク青年・ガスからは「電球」と呼ばれていた。ノブロウのいい加減で身勝手な性格に呆れ果てたハナメだったが、彼らと触れ合っていくうちに骨董に興味を持ちはじめ、自ら骨董屋を開業する。なかなか商売がうまく行かずテンションの上がらないハナメに電球は「物事に行き詰まったら水道の蛇口をひねれ」という教えを伝授する。
DVDのパケージを何度も裏返して内容を想像してみたんだけど、まったくピンとこないのでどうしたものかと、置いては眺め何度か繰り返して諦めてレンタルしちゃった。案の定、その日には見る事無く、返却の日の夜に思い出して見る始末ですよ。
そんな期待してない感じで見始めたんだけど、結構楽しんじゃってる自分が居るのを笑いながら気づいたんですよね。始まりから中盤あたりまではなんじゃこりゃ?とか、感じていましたが、中盤辺りの父親かもしれない人物と出会ってからの爽快感は笑ってこそだと感じましたね。
単純にストーリだけを追ってると、じり貧娘が過去のトラウマを消し去っていくストーリーと思えてくるけど、実際に見てるとそういった事は置いといて笑っちゃお。とにかく楽しく過ごす方法というのを説かれた気がしてきます。
実社会でも「適当」って言葉が当てはまりそうな、とにかくゆるくヘラッって笑ってる人がいるけど、そういった人達の存在って実は結構役に立ってて、バラスが取れてるのかなと。いや、絶対そうなんだよ、キリッって顔した人が自分を取り囲んでたら圧倒されるに決まってる。
そういう事を考えてたら従兄弟の親父が浮かんできた。なんかムカつく。けど、憎めないんだよね。奥さんが笑いながら良く親父のいい加減ぷり話してるから。
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